瓦屋根の魅力

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瓦屋根の魅力

ABOUT

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瓦屋根の特徴

昔から日本家屋の屋根材として使われてきた瓦ですが、やはり長年、支持されてきたのには、それなりの理由があります。まず、瓦屋根の下に適度な空気層ができることから遮音、防音に優れています。そのため雨音も気になりません。次に、瓦屋根は断熱性が高く、外気は建物内に入ってこないよう、内気は外に逃げないようにしてくれます。

そのため夏は涼しく、冬は暖かく過ごせますので、日本の気候にとても適した屋根材であることは間違いないのです。また、瓦は粘土などでできており、燃えにくく、ひび割れにくく、うわぐすりを塗ってあれば定期的に塗料を塗り替える必要もなくメンテナンスフリーな点は最強です。しかも万が一、不具合が起こったとしても、その1枚だけを交換すれば済むため、耐久性・コストパフォーマンスも良好です。
瓦屋根の特徴
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TYPE

TYPE

  • 和瓦(J形)

    和瓦(J形)

    和瓦(J形)
    • 特徴
      和瓦は、その風合いや色合いは美しいとされ、日本建築物に風格や趣を与えることができます。自然素材である粘土を主成分としており、環境に優しい建材です。耐久性が高く、風雨に強いため、長期間の使用が可能です。また、断熱性や保温性にも優れており、夏は涼しく、冬は暖かい環境を保つことができます。
  • 平板瓦(F型)

    平板瓦(F型)

    平板瓦(F型)
    • 特徴
      平板瓦は、その名前の通り平らな板状をしており、平板瓦は比較的軽量で取り扱いやすく、施工が容易なため、一般住宅や商業建築物などで広く使用されています。耐久性や防水性が高く、さまざまな色やデザインがあり、建物の外観をスタイリッシュに演出することができ、洋風住宅はもちろん和風住宅などどんな家にもあわせやすいといった特徴があります。
  • S型瓦

    S型瓦

    S型瓦
    • 特徴
      S型瓦断面を見ると緩いS字のカーブを描いている 洋風瓦 のことです。 S型(スパニッシュ型)はSpanishのSから名前がついたともいわれています。 赤土色を始めとした温かみのある色合いがよくつかわれています。 カラフルな色のバリエーションも多いのが特徴です。青のマーカーはなしでお願いします。
  • ルーガ雅

    ルーガ雅

    ルーガ雅
    • 特徴
      高級感と上質感のある、モダンな和の邸宅のイメージです。雅は屋根面の横方向に重厚感のある波打つライン、縦方向にシャープな直線ラインをもたせた曲線と直線の絶妙なバランスによりモダンで柔らかな印象です。陶器瓦と同じ厚み・重厚感を持ちながら、陶磁器瓦の「約1/2」の重量となっており地震などの影響を軽減することができます。リフォーム工事の場合には、「塗膜保証10年間」となっています。
  • ルーガ 鉄平

    ルーガ 鉄平

    ルーガ 鉄平
    • 特徴
      自然石風の素材感・重厚感でランダムさを忠実に再現してます。鉄平のデザインキーワードが「ナチュラル&ラグジュアリー」です。圧倒的な存在感で住まいに邸宅感を与えています。陶器瓦と同じ厚み・重厚感を持ちながら、陶磁器瓦の「約1/2」の重量となっており地震などの影響を軽減することができます。リフォーム工事の場合には、「塗膜保証10年間」となっています。

PROS AND CONS

PROS AND CONS

メリット
長持ち
どの素材の瓦も耐用年数は20年以上です。
高機能
断熱性・遮音性・防音性に優れています。
豊富なデザイン
いろいろな形に焼成でき、うわぐすりや塗料でどのような色みも出せます。
デメリット
地震に弱い
瓦は重量がかさみ、柱や梁の強度によっては倒壊する場合もあります。
費用が高い
導入時にそれなりの費用がかかりますが、基本メンテナンス不要です。

CONDITION

CONDITION

  • 瓦の割れやズレ

    瓦の割れやズレ

    瓦の割れやズレ

    飛来物による衝撃などで瓦が割れたり、ズレたりすることがあり、そのまま放置することで防水シートの劣化、雨漏り、瓦が落下することも起こりえます。
  • 漆喰(しっくい)の剥がれ

    漆喰(しっくい)の剥がれ

    漆喰(しっくい)の剥がれ

    屋根瓦は1枚、1枚、独立したパーツです。瓦と瓦のスキマを埋めるために漆喰が用いられています。漆喰を塗ることで雨水はもちろん、招かざる害虫や小動物の入り込みを阻止しする役割も担っています。漆喰が剥がれていることに気がついた場合は、早急に対応したほうがいいでしょう。
  • 棟瓦のズレや破損

    棟瓦のズレや破損

    棟瓦のズレや破損

    棟瓦のズレや破損は、屋根の状態を示す重要なサインです。棟瓦がズレると、雨水や風が屋根の下に侵入しやすくなり、屋根構造や建物全体に損傷を与える可能性があります。また、破損した瓦は水漏れの原因となり、建物内部の損害を引き起こす可能性があります。定期的な点検や修理が重要であり、早めに専門家に相談することが望ましいです。
  • 防水シートの劣化

    防水シート(ルーフィング)
    の劣化

    防水シート(ルーフィング)
    の劣化

    通常、屋根材の下には、建物内部に雨水が浸入しないように防水シート(ルーフィング)が施工されています。しかし耐用年数を超えると劣化し、破損すると防水機能を果たせなくなります。耐用年数は種類によってまちまちで、短いものであれば10年程度ですので注意が必要です。
  • 瓦自体の劣化

    瓦自体の劣化

    瓦自体の劣化

    瓦屋根は基本、耐久性に優れ、頑丈にできていますが、もちろん劣化していきます。先にご紹介した素材別の耐用年数を超えた時点で、劣化は急速に進んでいくでしょう。
  • 古い工法の瓦屋根

    古い工法の瓦屋根

    古い工法の瓦屋根

    築年数が古ければ古いほど、古い工法で設置された瓦屋根であることは、間違いないと思います。旧工法の何が問題かと言いますとズバリ「耐震性」です。屋根部分を見渡してみて、銅線らしきものが巻かれているなら、旧工法で設置された屋根である可能性が高く、できるかぎり早急に耐震改修工事の実施をご検討いただきたいです。